香露 特別純米酒
購入日:2021年4月30日
名称:香露 特別純米酒
特定名称:特別純米
精米歩合:58%
日本酒度:表示なし
酸度:表示なし
アルコール度数:15度
製造者:株式会社熊本県酒造研究所
内容量:720ml
価格:1,400円(税抜)
コメント:
日本酒製造に欠かせない酵母。中でも広く流布している協会9号酵母(熊本酵母)の発祥蔵である、熊本酒造研究所で造られる香露。
穏やかな香りとコクを持ち様々な料理にマッチする銘酒として根強い人気があります。
定番の特別純米は蔵元で程よい熟成を経た後、出荷されますが、この瓶貯蔵限定酒は
生酒期間15日間、熱酒瓶充填(1回火入れ)し、わずか1か月ほどの貯蔵を経て出荷されるフレッシュな香露です!
活き活きとした酸と軽やかな甘やかさが融合した雄大で爽快な味わい。
口中にほのかなりんごの様な香りがごく自然な形で感じられ上品な余韻を残しながら消えていきます。
熊本県酒造研究所HP
http://www.kumamoto-sake.com/intro/kuramoto01.html
日本酒の賞味期限
日本酒には賞味期限はありません。瓶に詰める前に火入れを行っているからです。火入れによって、開封しない限りはそんなには劣化しません。ただ、日本酒は光に弱い飲み物です。酒屋さんが薄暗かったり、瓶に色がついているのは日本酒を光から守るためなのです。ですので日本酒を購入したら冷暗所で保管し、光から守ってあげましょう。
繰り返しになりますが日本酒には賞味期限がないため、当然のことですが賞味期限の表示はありません。そのかわりに製造年月を記載することになっています。この製造年月はどんな日付が記載されているかというと、瓶に詰められた年月です。
さて、では賞味期限がない日本酒はいつまでに飲めばいいのでしょうか。
まず火入れをしたいわゆる普通の日本酒は製造年月から約1年は美味しく飲めるそうです。一方で「生」がつく日本酒(生酒、生貯蔵酒)は、もう少し早く劣化してしまいます。遅くとも製造年月から9ヶ月くらいまでには飲んだ方が良さそうです。
ここまでの話は、開栓していない場合の話です。開栓した後は、冷暗所に保管し、容器の口やキャップが清潔に保たれていれば、数週間、数カ月間たっても飲むことは可能です。保存の状態にもよりますが、2〜3日で味が変わってしまう場合もあります。味の変化も日本酒の楽しみ方の一つですが、やはり造り手が求めた味で飲むのがその日本酒の一番の味のはずです。開栓した後はなるべく早く飲み切りましょう。特に「生」がつく名称の日本酒(生酒、生貯蔵酒、生詰酒)は、特に早めに飲み切る必要があります。
味が劣化してしまったら
味が劣化してしまった日本酒はどうすればいいのでしょうか。捨ててしまうのはもったいないですよね。そんな場合は料理酒として使いましょう。
料理酒としても使えない状態
火落菌(ひおちきん)と呼ばれる乳酸菌はアルコールの中でも死滅しない乳酸菌があります。この火落菌が混入してしまうと白く濁ったり、香りが変になってきてしまいます。このような状態になってしまったら、残念ながら処分するしかありません。こういう状態になる前に飲み切りましょう。